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子宮頸がんワクチンについて

23.05.28

子宮頸がんワクチンについて

子宮頸がんの原因は、ほぼすべてが性交渉による子宮頚部へのヒト・パピローマウィルス(HPV)の持続感染であることがわかっています。したがって、性交渉がない年代のうちに、子宮頸がん(HPVワクチン)を接種することにより、ある程度の子宮頸がんが予防できます。子宮頸がんワクチンは定期接種であるため、対象年齢の女性は無料で接種できますが、副反応に対する議論があって、積極的勧奨がなされない状態が続いていましたが、2022年4月より、再開されました。
また、2023年4月より、9価ワクチンが接種できるようになりました。シルガード-9は、14歳までは2回接種でOK。15歳以上で開始した場合、3回接種となります。

・子宮頸がんワクチンは定期接種であるため、下記の期間の女性は無料で接種を受けられます。
 (小学校6年生になった年の4月1日~高校1年生になった翌年の3月31日まで)
・2022年4月1日から2025年3月31日まで、積極的勧奨がされずに接種の機会を逃した方(平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれの女性)に対して、キャッチアップ接種の機会が提供されました。
・当院では、ガーダシル(4価ワクチン)とシルガード-9(9価ワクチン)を接種しています。ガーダシルは、3回接種します。(1回目の2か月後に2回目、1回目の6か月後に3回目)
 シルガード-9は、もともと3回接種でしたが、9歳から14歳の人では2回接種で大丈夫となり、1回目の6か月後に2回目を打ちます。9価ワクチンのほうが、守備範囲が広いため、今後、接種を始める方は、9価ワクチンをお勧
 めします。
・子宮頸がんワクチンの予防効果は100%ではない(60~70%と推定されている)ため、接種を受けても、性交渉の経験がある年代になったら、子宮頸がん検診を受けましょう。
・喫煙により、子宮頸がんの発症リスクが高くなることが知られているため、20歳を過ぎても喫煙しないことが大切です。

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森島 真 院長

  • 日本産婦人科学会認定産婦人科専門医
  • 母体保護法指定医
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  • 日本禁煙学会認定禁煙専門医
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  • タバコの煙に接しなければ、症状が消失する。
  • 受動喫煙がなければ、いつまでも症状が出ない。
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